愛媛医療生協(しんぶん)

2019.08.29 食べて元気!
食べて元気! なす

「一富士、二鷹、三茄子」とも言われ、縁起物とされるなすは初夏〜秋が旬の食材です。
なすのほとんどは水分でできており、カロリーが低くヘルシーな野菜です。
紫色の皮にはポリフェノールの一種であるナスニンとアントシアニンが含まれています。これらは強い抗酸化作用があり、コレステロール値を下げて動脈硬化を予防し、血液をサラサラにしてくれる効果が期待されています。
また、茄子には「コリン」という成分も含まれ、血圧を下げたり胃液の分泌を促したり肝臓の働きを良くするなどの働きがあります。
茄子は焼きなす、蒸しなす、揚げなすなど、どの調理にも使える万能野菜です。
今回のレシピは一風変わったなすの料理をご紹介します。お好みで山椒やねぎ、しそなどを添えてもいいですね。なすが苦手という方も是非試してみてください。

(管理栄養士 坪内 ひろみ)

なすの蒲焼き丼

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【1人分】
●エネルギー 455kcal
●塩分 2.7g
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【材料/2人分】
●なす   中2本
●サラダ油 大さじ1
●A
酒    大さじ1
みりん  大さじ2と1/2
砂糖   大さじ1と2/3
醤油   大さじ2と1/2
●錦糸卵  適量
●山椒   お好みで
●ねぎ   適量
●ご飯   300g
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【作り方】
①なすは皮を剥き縦半分の左右に開く(観音開きにすると蒲焼のように見える)開いた方にフォークで表面に薄く縦に切れ目を入れる。ラップに包み、レンジで加熱する。(600Wで2分~2分半ほど)
②フライパンにサラダ油を熱して①を入れ、両面に焼き目がつくまで焼く。
③調味料Aを合わせ②にかけて、煮詰める。できあがったら食べやすい大きさに切る。
④丼ぶり鉢にご飯、錦糸卵、茄子の順に盛る。お好みで山椒とネギを盛る。
*蒲焼きのタレなので、塩分が多めです。かける量で調整ください。
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