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2021.09.10 重要なお知らせ
ワクチン接種と感染対策を基本に、つながりと健康づくりを

愛媛医療生協 理事長 今村高暢

 感染予防に気を付けながら、組合員活動を行っている皆さんに敬意を表します。
 7月下旬から「デルタ株」による感染拡大が首都圏から始まり、8月に入り愛媛県でも急拡大しています。8月11日に愛媛県は警戒レベルを最高の「感染対策期」に引き上げ、不要不急の外出を自粛するように要請しました。

ワクチン接種を推奨します

 現在の状況は、ワクチンが未接種の50歳代以下の人に感染が拡がっている特徴があります。逆に言うと、ワクチン接種が進んでいる高齢者には感染や重症化する人が少ないという状況です。ワクチンには重症化予防だけでなく、発症も減らすという研究結果が出ています。現在、自治体によって接種券の送付や予約時期にバラつきはありますが、あらゆる年代の人(12歳以上)にワクチン接種予約が可能な状況となっています。未接種の方には予約を早めに取り、接種を受けられることを改めてお勧めします。

接種後も油断しないで

 ただブレークスルー感染という、ワクチン接種後の感染の報告も多々上がってきています。「デルタ株」の感染力は従来の「アルファ株」より1.5倍の感染力と言われています。ワクチン接種後も引き続き従来の感染予防①マスク着用②3密を避ける③手洗いを徹底してください。特に人と会話する時のマスク着用は「うつさない、うつらない」ためには最低限のマナーとも言えます。またマスクは、ウレタンや布マスクは効果が薄いため、不織布マスクにし、口と鼻を覆う正しい付け方をしましょう。

心と身体の健康を守りましょう

 感染予防に留意しながら、ときめき健康チャレンジなど今できる活動を継続しましょう。人とのつながりは、私たちの心と体が健康であるためにとても大切です。人との接触を減らすように言われていますが、これまで大切にしてきたつながり自体は無くさないようにしましょう。声掛けや連絡を取り合うなどして、地域での健康を守る取り組みを続けていただければと思います。