愛媛医療生協(しんぶん)

2019.11.06 食べて元気!
食べて元気! きのこ

近年お店に並ぶきのこは多くが栽培ものですが、天然ものは秋が旬の食材です。  多くのきのこのうまみ成分であるグアニル酸は、1度冷凍することでうまみが増すと言われています。
しかし、冷凍することで細胞が壊れやわらかくなりますので、焼きシイタケなど食感を楽しみたい場合は生で、炊き込みご飯や餃子の具など、食感をあまり感じない料理には冷凍きのこをおすすめします。
きのこ類は水洗いすると風味が落ち傷みやすくなります。汚れがある場合はキッチンペーパーで軽くふきとり使用しましょう。
冷凍保存する場合は軸や石づきを切りおとします。食べやすい大きさにして冷凍用保存袋に入れ密封し冷凍しておくと1ヶ月程日持ちします。調理に使用する場合は凍ったまま使用しましょう。解凍すると旨味、風味が外に出てしまい美味しさが半減してしまいます。

(管理栄養士 坪内 ひろみ)

きのこと里芋の炊き込みご飯

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【1人分】
●エネルギー 357kcal
●塩分 1.9g
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【材料/2人分】
●米   2合
●きのこ類(しめじ、えのき、エリンギなど)100g
●里芋 70g
●にんじん 30g
●油揚げ 30g
●塩 少々
●A
しょうゆ 大さじ2
酒 大さじ2
みりん 大さじ2
顆粒だし(昆布)  小さじ2弱
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【作り方】
①米は洗って水につけ、水に浸して30分以上つけておく。
②調味料Aを合わせておく。
③きのこ類は食べやすい大きさに切る。
④里芋は皮を剥き、少し小さめの1口大に切る。
⑤人参は千切り、油揚げは湯どうしして千切りにする。
⑥炊飯器に米と調味料Aを入れ、2合の目盛より少し少なめに加水する。上に具材をのせて炊飯する。
⑦炊きあがったらざっくり混ぜて器に盛り、上に刻みのりをかける。
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