えひめ医療生協

地域の助け合い・支え合いを考える

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  地域包括ケアづくり講演会とシンポジウムが10月24日㈯新居浜ウイメンズプラザで開かれました。
 これは愛媛医療生協が新居浜市から委託をうけて開催されたもので、高齢者が住み慣れた地域で、多くの助け合い・支え合いの中、豊かな暮らしが出来る様に共に学び考える場所となりました。



地域包括ケアの目指すもの
 篠崎次男氏(日本高齢期運動ケアセンター副理事長)から約30分の講演がありました。地域包括ケアの意味や目指す方向が示されました。続いて地域包括ケアの目指す「協同」「連携」等についての実践報告が行われました。


NPO法人「ひらめき」の取り組み
 最初にNPO法人「ひらめき」の小西裕子氏からの報告がありました。会場は「上原自治会館」を借用、活動日は日曜・休日を除く平日、食事の提供や体操教室等を地域で展開していること、また「ひらめき」を知っていただくためにチラシの配布などを行っていること、そして地域住民との協同を追求していることが語られました。


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「すみの見守り」の取り組み
 次に社会福祉協議会の白川達也氏から「すみの見守り・SOSネットワーク協議会」の活動が報告されました。この「ネットワーク」はある認知症の方が「徘徊」して行方不明になり、不幸にも、死亡されたことがきっかけで、結成されたこと。そして、この組織は自治会や多くの団体で構成され、「認知症」になっても安心して暮らせる地域にしようと活動していることが語られました。


協立ケアセンターの取り組み
 「協立ケアセンター」の西原美保氏が要介護5で精神疾患を抱えた方、要介護2で認知症の方の事例を話しました。この方々を支える為には、地域やご近所との信頼関係が大切であると話されました。しかし、これには限界があります。社会資源の充実のために働きかけていく必要性があるのではないでしょうか。
 会場からシンポジストに自治会との関わり等についての質問があり、各自治会では温度差があり、関わりの少ない所がまだまだあるとの答えがありました。
 次回はそれぞれの団体がどんな活動をしているか情報交換をしておくことが必要ではないか等の問題提起がありました。



愛媛医療生協に求められるもの
 最後に、講師の篠崎次男氏から主催者の「愛媛医療生協」へ、お互いの活動を知らせたりする情報交換の場から、活動でつかんだ困り事を連携し、解決につなげる場にしようと提案されました。また、この会を継続的に開催しようとの呼びかけもありました。
 これからも支部の近くにあるたすけあいの活動に気づき、連携を広げる事が、私たちに求められている事だと思います。



(文・渡辺 泰治郎)


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