えひめ医療生協

地域包括ケア時代に求められる助け合いの姿 ご近所でつくる支え合い

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 8月22日「くらしを支えるご近所の 力"を話し合うつどい」が151名の参加で開催されました。
 企画の前半には「ご近所の"力"を考える」をテーマに、4名のパネリストを迎え、パネルディスカッションを行いました。

◇パネリスト紹介

・大出 篤氏

 (松山市社会福祉協議会地域支援課主査)

・中矢 暁美氏

 (託老所「あんき」代表)

・光田 俊介氏

 (東石井町福祉ネット「東風」副会長)

・倉田 均氏

 (愛媛医療生協専務理事)



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今、ご近所に支えあう"力"はありますか?
  「東風」の光田さんは、「ある」と答えます。東風にはボランティアが131名います。「自由に参加、活動するだけでは維持できないので、町内会で組織的に福祉部門を担うことにしました。それが町内の大半の人に認知され活動も広がっています。向こう三軒両隣=地域力です」。「あんき」の中矢さんは「地域で住んでいないと、生活も人もみえてこないと思っています。地域食堂"おいでんか"には、同じ団地の住民が声をかけるとすぐに9010名が集まります。普段から声がかけられる関係が大切」と語ります。市社協の大出さんは、「ご近所で支え合いができる出発点は、話し合うことだと思います。地域で座談会を開きませんか?」と助言をしてくれました。倉田専務は「医療生協の支部活動でも、入院したご近所さんの犬の世話、傾聴、配食サービス等、支えあう 力"を感じる事例は多くみられる」と紹介しました。
 支え合いは身近なところにある事に気づきました。


支えあう力があると、どんな町になりますか?
 「安心で住み心地が良く、住み続けたい町」だと光田さん。
 中矢さんは「みんな不安なんです。誰かに助けて!!っていえる関係が地域にあればいいですよね」と語ります。
 そんな町で暮らすことが幸せだと会場の参加者も感じたのではないでしょうか。


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どうやって支え合いを育てますか?
 大出さんは「地域の様々なイベントに参加して話し合うことが大切です。ニーズはそれぞれ違い、話し合いの中から独自の場をつくることが必要だと思います」と話します。光田さんは、「住みよい・生きがいの持てるまちづくりを、陰日なたになり支える推進委員の活躍で進めています」倉田専務は「どう自立して生きるか、健康寿命が平均寿命に追いつかない、子育て世代の不安などをどうするか。できる事を話合い、新しい人を誘って具体化していく。他団体との連携を強めていきたいです」と語りました。


これからの私たちへのメッセージ
 光田さん「東風は住民が主体の町づくりで支えあっています。力は 挨拶"を交わしあうことからです。医療生協の支部もぜひ私たちに声をかけて下さい。一緒に取り組みましょう」
 中矢さん「あんきの駄菓子屋に来た子どもたちが廊下を走って、利用者のお婆ちゃんが叱る。これも支え合いの姿で、昔当たり前にあった生活の文化です。これからも事業所から地域に発信していきます」今、ご近所に支えあう 力"はありますか?支えあう力があると、どんな町になりますか?どうやって支え合いを育てますか?
 大出さん「光田さんや中矢さんの、生活の中で取り組む様々な事を、もっと地域に拡げたいです。社会資源の一つとして、社協も巻き込んで下さい。医療生協との連携も強めたいと思います」
 最後に倉田専務から「医療生協を活かした地域包括ケア 医福食住"を目指し、地域の力と重ね合わせ、医療生協を強く大きくするためにみんなで力を合わせましょう。それは忘れかけていた 遠くの親戚より近くの他人"という文化を改めて見直すということではないでしょうか」と話され、今後の私たちの活動の方向について、呼びかけられました。


(編集部)







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