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平和を学ぶ若者たち 平和人権ゼミナールの取り組み

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 愛媛医療生協の若手職員を対象に、毎年、「平和」や「人権」について学ぶ、「平和人権ゼミナール」が開催され、今までに3 7名が卒業しています。
今年で第9期となるこの取り組みですが、今回は、第8期生にアンケートを行い、感じたことや仕事にどう活きているかなどを尋ねました。


平和人権ゼミって?

 平和人権ゼミナールの目的と意義は、①「平和」・「人権」をテーマとした学習を通して、民主主義と人権感覚を身につける②小集団の継続的な学習を通じて、 課題設定能力や問題解決能力などを身につける③共に学び合いながら職員集団として成長すること、です。約1年間、10名以下の少人数で学びを深めます。



何を学び、感じたか

 第8期生は、主に沖縄に焦点を当て、米軍基地問題や歴史、沖縄戦の概要などの学習を行いました。そして実際に沖縄へ行き、辺野古支援・連帯運動に参加しました。
「現地でオスプレイを目の当たりにし、座り込みをしたり、高江や辺野古の自然を見るなどの体験ができた」「自分は平和に暮らしているが、沖縄の方は米軍基地の存在により生活に不安を感じていた」 「机上の学習では得られなかったことを現地に行き学べた」「現地で活動する沖縄の人の気持ちを感じ取れ、沖縄だけの問題ではないと感じることができた」など、他人事ではなく、自分にも何かできないかと考えるようになりました。 「事前学習では、各々が調べたことを持ち寄り、発表する形だったので、ゼミの皆にわかりやすく説明しようと真剣に取り組んだ」とも述べており、学び、説明する力も備わりました。
 また、「平和・人権とは、私たち人間が何かに脅かされることなく、安心した生活が保障されること。身近に起こらないと考えないこともあるが、私たちには„伝える"ことはできる」と学びました。


仕事にどう活かすか

 参加した看護師は、「人権は一人一人平等に守られるべきこと。患者様の立場で物事を考え、患者様の気持ちに寄り添い接していく事を、更に気をつけるようになった」と、人権について考える機会が増えています。


未来へ

 今年は、戦後70年・被爆70年の節目の年です。
第8期生は6名でしたが、身近な人から戦争体験を聞いたことがあるかの質問に、5名が無いと答えました。沖縄の学習を重ね、実際に現地に赴くことで、「知ること」と自らの「経験・体験」とが結びつき、平和や人権に対する関心が高まり、それを行動に移しています。若者が学び、考え、行動する「平和人権ゼミナール」は今年も開催されます。

(文・村中 恵)

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