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核兵器のない世界へ

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  核兵器のない世界を目指して、ニューヨークで行われるNPT再検討会議・ニューヨーク行動に参加しました。
日本から約1000名、内、愛媛医療生協から5名が参加し、ニューヨークの街で核廃絶を訴えてきました。


ニューヨークにて

 4月25日に愛媛を発ちニューヨークへ。
翌26日に核兵器のないための国際行動デーの会場であるユニオンスクエアへ。
集会では、各国際団体のあいさつ・訴えが続き、合間にはラップミュージックも登場しました。
その後、ユニオンスクエアから国連本部近くのハマーショルド広場まで、 愛媛医療生協各支部・職場の「反核・平和」の願いを縫い合わせた緑の鯉のぼりを棚引かせ、ニューヨークの街を行進しました。
途中、道行く人や参加している海外の方が鯉のぼりの写真を撮っていて、私たちの願いをアピールできたと思います。
広場では、全国で集めた署名約633万筆を積み上げ、国連上級代表、NPT再検討会議議長へ手渡しました。

 また私たちは、この広場で、何度も練習した「はだしのゲン」の紙芝居の英語版を演じました。
ずっと見てくれていた人もいて、最後に「とってもよかった。他の人にも見せるよ」と言ってもらい、握手を交わしました。
同時に、「これはフィクション?」とも聞かれ、まだまだ原爆の被害について、海外では知られていないのだと感じました。

 翌日の国際シンポジウムでは5年前のNPT再検討会議の議長を務めたセルジオ・ドゥアルテさんが、 「皆さんの署名が禁止条約を求める重要な力となっている」と語っており、私たちが集めた署名には確かに力があると改めて感じることができました。



核実験場を見学

 4月30日には、ネバダ州にある核実験場を見学することができました。
この実験場では、大気圏中で100回、地下で828回の核実験が行われていました。
実験場内は、エネルギー省の元職員の方に案内してもらいました。
今でも生々しく、実験に使われた残骸などがそのまま残っており、何度か映像で見たことのある実験の様子そのものでした。
巨大なクレーターもいたる所に。
実際に目にし、改めて核兵器の脅威を感じることができました。

 しかし、元職員の説明は、放射能の影響を過小評価しているようで、核兵器は国家存続のために必要だったかのようでした。
衝撃的だったのは、大気圏中で核実験を行っていた時代は、核実験で出来たキノコ雲を特殊な眼鏡をかけて見ることが、 観光アトラクションになっていて、同時中継もされていたということです。
広島・長崎を知る私たちには考えられないことです。


みんなの力で核廃絶へ

 今回の行動で感じたことは、核廃絶には様々な課題がある、しかし、廃絶への道を開くには、私たち市民社会の意志表示が大事だということです。
市民社会から国家を動かし、核廃絶へ。
道のりは長いかもしれませんが、これからも継続して核廃絶のために共に行動しましょう。

(文・代表団 村中 恵)

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