えひめ医療生協

とうもろこし

|
201008_tabete02.jpg

 夏祭りやバーベキューで大人気のとうもろこしは、炭水化物が主成分で、高エネルギー食品です。胚芽の部分には脂質、ビタミン、ミネラルがバランス良く含まれ栄養素豊富で、疲れやすい夏場のエネルギー補給にはぴったりの野菜です。
 特にリノール酸という脂肪酸が多く含まれており、コレステロールを下げ、動脈硬化の予防に期待できます。このリノール酸は体内では合成されないため、食べ物から摂取しなければならない栄養素です。胚芽の部分に栄養素が集中しているので、実をとる時は包丁を使わずに手でむしりとるようにするのがおすすめです。また実の表皮は食物繊維が豊富で、便秘の改善などに役立ちます。ただし、消化が良くないのでよくかんで食べるようにしましょう。胃腸の弱い人が食べ過ぎると下痢を起こすこともあるので注意が必要です。
 おいしいとうもろこし選びのポイントは、鮮やかな緑色の皮がついているものを見つけることです。また皮がむいてある場合はヒゲが褐色で実がぎっしり揃っているもの、粒に弾力があり、ずしりと重いものを選びましょう。ちなみにヒゲの本数と実の数は同じなので、ヒゲの多いものほど実も多いです。
 とうもろこしは、収穫後1日もすれば鮮度が落ち、風味や栄養価が半減すると言われています。手に入れたらできるだけ早く調理しましょう。保存する場合はラップに包んで冷蔵庫に立てて保存して下さい。すぐに食べない場合は茹でてから冷凍または冷蔵しておきましょう。
 とうもろこしは、茹でたり、焼いたりしてそのまま食べるのもおいしいですが、スープにしたり、揚げ物、お菓子などさまざまな調理方法で楽しむことができます。生が手に入りにくい時期には缶詰を使用すると便利です。
(管理栄養士 羽藤みさと)

201008_tabete01b.jpg
(調理・写真 井芹康子)


とうもろこしのバターしょうゆライス

【材料/4人分】


とうもろこし         2~3本
米               2合
バター            30g
しょうゆ            大さじ1と1/2
塩               小さじ1/5
パセリ(みじん切り)    少々




【作り方】

(1)米をといで、目盛り通りに水加減し、大さじ3の水をすくいとる。
(2)とうもろこしの実をとり(1)に入れ、バター、しょうゆ、塩を加えて炊きあげる。
(3)さっくり混ぜて、お好みでパセリを散らす。



コーンスープ


【材料/4人分】


とうもろこし         3~4本
牛乳             400㏄
固形コンソメ         1個
塩、こしょう         少々




【作り方】

(1)とうもろこしを茹でて実をとる。
(2)(1)の実と牛乳半量をミキサーで、なめらかになるまで攪拌する。
(3)鍋にうつし、残りの牛乳とコンソメ、塩、こしょうを入れてひと煮立ちさせる。
※冷やして飲んでもおいしいスープです。
※飾りに生クリームやパセリをのせると見た目がきれい。

子宮頸がん

|
201008_iryou01.jpg
愛媛生協病院 小児科
野本勝弘 医師


ウイルス感染によって発症

 子宮頸がんは遺伝などに関係なく、性交経験がある女性なら誰でもなる可能性のある病気です。近年では20代後半から30代に急増、若い女性の発症率が増加傾向にあります。女性特有のがんの中では死亡原因の第2位を占めており、特に20~30代の女性において、すべてのがんの中で第1位となっています。原因は、ほぼ100%がヒトパピローマウイルス(HPV)の感染であることが明らかになっています。発がん性HPVの多くは性交渉によって感染すると考えられており、女性の約80%が一生に一度は感染していると報告があります。


ワクチンで防げる

 中でも、HPV16型と18型と呼ばれる2種類は、子宮頸がんを発症している20~30代の女性の約70~80%から見つかっています。子宮頸がん予防ワクチンは、このHPV16型と18型の感染を防ぐワクチンで、海外ではすでに100カ国以上で使用されており、日本では2009年12月より接種できるようになりました。


子宮頸がんワクチンを受けましょう

201008_iryou02.jpg

 適応は10歳以上の女性となっていて、最も接種が有効と推奨される年齢は11歳から14歳の女児であり、十分に接種の意義がある年齢として15歳から45歳の女性となっています。性交渉の始まる前に接種した方が有効で、3回の接種が必要です。費用に関しては現在日本では任意接種となっていて、残念ながら非常に高額な費用がかかります。ただし全ての発がん性HPVの感染を防ぐことができるわけではないので、子宮頸がんを完全に防ぐためには、ワクチンの接種だけではなく、定期的に子宮頸がん検診を受けることが大切です。

予約は生協病院
(089)976-7001
組合員 14,000円
非組合員 15,000円
10代は小児科、成人は内科での受付になります。

2010年8月号

|
 先月愛媛新聞一面で「生活苦で病院に行けず受診抑制県内で拡大」という見出しで、医療生協でも取り組もうとする「無料低額診療」について報道されました。
 長引く不況と雇用不安の中で、国保の保険料滞納が県内でも16%・3万8千世帯に広がり、医療費の自己負担の支払いが困難で病院の玄関をくぐることができない人が増えています。
 健康保険法では、医療費の一部負担金は病院が徴収しなければならないことになっていますが、社会福祉法に基づく届け出をすることで、それを減免することができます。
 医療生協では先の総代会で、無料低額診療を協立病院と生協病院で実施する方向で、定款変更を決めました。世帯収入が生活保護基準未満の人には一部負担金を免除、同130%未満の人には半額免除。無保険の場合は診療費全額免除。それぞれ今秋実施予定です。
 現在県内では済生会病院で実施しています。なぜ医療生協も実施にふみきるのか。それは、(1)協同組合の原則として「地域社会への関与」の課題から現在のような受療権が守れない状況に応えること、(2)私たちのとりくみを通じて自治体病院等にも広げてもらうように働きかけること、(3)生活保護や国保法44条(一部負担金の減免制度)適応等の拡充につなげることです。

青い空は青いままで 子どもらに伝えたい

|
 今年も暑い8月を迎えました。広島・長崎で被爆された方々は、証言を続けることが核兵器廃絶への道であると、いまなお声をふりしぼり訴えています。愛媛医療生協でも平和を語り、ともに考える取り組みを通して、彼らの声を子ども達に、そして未来に伝える役割があると考えています。「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ヒバクシャ」と被爆国・日本から、世界に強く大きく発信しましょう。


過去を語り継ぐ

201008_top01.jpg

悲しみを聞くことがきっと平和への力になるから

 高齢者施設あったか拓南では月2回(第1水・第3木曜日)午前10時から「あったか喫茶」がひらかれています。組合員さんがお茶・お菓子を提供し、入居者の皆さんや地域の方の交流の場となっています。
 7月15日は松澤さん(松山市在住)をお迎えして被爆体験を聞く会が開催されました。広島での地獄絵図のような体験を涙ながらに話す姿に、その場にいた20名も胸のつぶれる思いで聞き入っていました。亡くなった人達の無念さを聞き、そのことをさらに伝えることで、より一層「原爆はNO!」の強いアピールが世界に広がるはずです。
(取材・宮本 薫)


しこく ピースアクションリレー・inえひめ

201008_top02.jpg
同じ想いを持った方と交流することがパワーに

 6月27日、県生協連主催で行なわれた平和行進にはおよそ180名が集まりました。今年は松山が四国のスタートです。行進前には、合唱や各生協から活動紹介があり、愛媛医療生協からは、5月に行なわれたNPT再検討会議(ニューヨーク)にあわせて、現地で行なわれたアピールに参加した久米支部長の木村さんが活動の様子を写真で紹介してくれました。
 さあ平和行進スタート!大街道、銀天街を歩く途中、道行く人に工夫をこらした訴えをします。
 ゴールの坊ちゃん広場で次の徳島代表に平和のたすきを渡しました。
(取材・福岡志保美)

201008_top03.jpg
力をあわせて楽しく走れました


未来へ向かって

 昨年に続き、今年も四国縦断反核平和マラソンが行なわれました。四国の医療生協が一団となり「核兵器廃絶・被爆者援護」をアピールしながら、徳島~松山を走りました。
 愛媛では8歳から84歳まで約60名がマラソン走者として参加しました。6月13日午後1時に、新居浜中央公園にて高知よりバトンを受け取り、交代しながら午後7時に愛媛生協病院にゴールしました。
 参加者からは「これからも反核をアピールしていきたい」「いろいろな人がこのマラソンに関わり平和について考えることが、世界平和につながっていく」という声が聞かれました。
(取材・塚本 愛)

TOPへ戻る