夏祭りやバーベキューで大人気のとうもろこしは、炭水化物が主成分で、高エネルギー食品です。胚芽の部分には脂質、ビタミン、ミネラルがバランス良く含まれ栄養素豊富で、疲れやすい夏場のエネルギー補給にはぴったりの野菜です。
特にリノール酸という脂肪酸が多く含まれており、コレステロールを下げ、動脈硬化の予防に期待できます。このリノール酸は体内では合成されないため、食べ物から摂取しなければならない栄養素です。胚芽の部分に栄養素が集中しているので、実をとる時は包丁を使わずに手でむしりとるようにするのがおすすめです。また実の表皮は食物繊維が豊富で、便秘の改善などに役立ちます。ただし、消化が良くないのでよくかんで食べるようにしましょう。胃腸の弱い人が食べ過ぎると下痢を起こすこともあるので注意が必要です。
おいしいとうもろこし選びのポイントは、鮮やかな緑色の皮がついているものを見つけることです。また皮がむいてある場合はヒゲが褐色で実がぎっしり揃っているもの、粒に弾力があり、ずしりと重いものを選びましょう。ちなみにヒゲの本数と実の数は同じなので、ヒゲの多いものほど実も多いです。
とうもろこしは、収穫後1日もすれば鮮度が落ち、風味や栄養価が半減すると言われています。手に入れたらできるだけ早く調理しましょう。保存する場合はラップに包んで冷蔵庫に立てて保存して下さい。すぐに食べない場合は茹でてから冷凍または冷蔵しておきましょう。
とうもろこしは、茹でたり、焼いたりしてそのまま食べるのもおいしいですが、スープにしたり、揚げ物、お菓子などさまざまな調理方法で楽しむことができます。生が手に入りにくい時期には缶詰を使用すると便利です。
(管理栄養士 羽藤みさと)
(調理・写真 井芹康子)
とうもろこしのバターしょうゆライス
【材料/4人分】
とうもろこし 2~3本
米 2合
バター 30g
しょうゆ 大さじ1と1/2
塩 小さじ1/5
パセリ(みじん切り) 少々
↓
【作り方】
(1)米をといで、目盛り通りに水加減し、大さじ3の水をすくいとる。
(2)とうもろこしの実をとり(1)に入れ、バター、しょうゆ、塩を加えて炊きあげる。
(3)さっくり混ぜて、お好みでパセリを散らす。
コーンスープ
【材料/4人分】
とうもろこし 3~4本
牛乳 400㏄
固形コンソメ 1個
塩、こしょう 少々
↓
【作り方】
(1)とうもろこしを茹でて実をとる。
(2)(1)の実と牛乳半量をミキサーで、なめらかになるまで攪拌する。
(3)鍋にうつし、残りの牛乳とコンソメ、塩、こしょうを入れてひと煮立ちさせる。
※冷やして飲んでもおいしいスープです。
※飾りに生クリームやパセリをのせると見た目がきれい。








