
アボカドはクスノキ科に属している熱帯性の果物です。よく「アボガド」と呼ばれていますが、正式名称は「アボカド」、原産地は中南米です。「森のバター」と言われるほど栄養価が高く、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、カリウムなどが豊富に含まれています。果物の中では脂質が高く全体の約二〇%が脂質ですが、そのほとんどが不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸は悪玉コレステロールを減らし動脈硬化を予防する働きがあると言われています。栄養満点のアボカドですが、カロリーが比較的高いので食べすぎには注意しましょう。1日1/2個程度が摂取の目安です。
アボカドは果物に分類されますが、甘さも酸味もなく、野菜のように利用されることが多い食材です。生のまましょうゆを付けて食べたり、サラダやサンドウィッチ、カリフォルニアロールに使われていることが多いですね。その他にスープや揚げ物、オーブン料理にも利用できます。また、バターの代わりにお菓子作りに使用したりと応用範囲の広い食材です。
アボカドは皮が黒味がかり、軽く握ったときに少し弾力があるものが食べごろです。切ったものを放置しておくと黒く変色してしまいますので、食べる間際に切って、レモン汁をふりかけておけば変色を防ぐこと
ができます。
栄養豊富なアボカドをさまざまな調理方法で楽しんでください。
(管理栄養士 羽藤みさと)
えびとアボカドのかき揚げ
【材料/2人分】
えび 6尾
アボカド 1/2個
小麦粉 1/2カップ
A 卵 1/2個
冷水 適量(卵と合わせて1/2カップ)
揚げ油
(カレー塩)
塩 小さじ1
カレー粉 小さじ1/2
↓
【作り方】
(1)えびは殻と尾を取り、背わたを除いて1㎝長さに切る。
(2)アボカドは皮をむき、1㎝角に切る。
(3)Aを合わせてさっくりと混ぜる。
(4)(3)に(1)と(2)を加えて混ぜる。
(5)揚げ油を180℃に熱し、(4)をスプーンですくって入れ、からっとするまで揚げる。
(6)器に盛り、カレー塩を添える。
(調理・写真 井芹康子)
マフィン
【材料/小型マフィン型10個分】
アボカド 1/2個
バナナ 1本
薄力粉 100g
全粒粉 50g
ベーキングパウダー 小さじ1.5
砂糖 50g
卵 1個
牛乳 大さじ1
レモン汁 少々
↓
【作り方】
(1)オーブンを180℃に温める。
(2)薄力粉、全粒粉、ベーキングパウダーを一緒にふるいにかける。
(3)バナナ半分をトッピング用として薄く半月に切ってレモン汁をかけておく。
(4)ボウルにアボカドと残りのバナナを入れてフォークでつぶし、砂糖を加えて泡立て器でなめらかになるように混ぜる。
(5)ほぐした卵を(4)に加えて混ぜる。
(6)(5)に(2)と牛乳を加え混ぜ合わせる。
(7)生地をマフィン型に入れ、バナナをトッピングし、180℃に熱したオーブンで20~25分焼く。






