えひめ医療生協

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生きいき小道

昭和へタイムスリップの道

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北支部 片上信子

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口屋カナルに停泊中の漁船

 「海岸通り」は新居浜で一番北の通りです。浜っ子が胸おどらせる秋祭りには、川西地区の太鼓台が集まる「大江浜広場」があります。
広場を出発し、西へ向かって歩きはじめると、右手には、運河(口屋カナル)があり、住友化学の大きな工場群が見えます。運河にはたくさんの漁船やヨットなどが浮かび、潮の香の中をカモメが飛び交います。
 十五分ほど歩くと海は途切れます。そこで、一筋南の本町通りに行ってみます。本町通りには、新居浜の繁栄の原点とも言えるたくさんの旧跡が残っています。
 古い商店や町屋の造り、伝説の小女郎狸の石像、昭和六年に建てられた洋館などを訪ねながらの帰り道です。なかでも「口屋跡」は、昔は別子の銅など物流の拠点として栄え、市の中心的役割を担ってきたところです。昭和三十七年までは図書館として親しまれ、毎日通ったものです。今は公民館として新しく建てかえられましたが、庭に残された「あかがねの松」は今も緑深く、大きく枝を伸ばし、天然記念物として地域の人達にやすらぎを与えてくれています。
 ゆっくりと散策しながらの一時間は、昭和の時代へとタイムスリップし、ノスタルジックな気分を満喫しました。

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