えひめ医療生協

久万ノ台コース

|
三津浜支部 西田三千人

ikiiki20090601.jpg
成願寺のオオムラサキツツジ
松山市指定天然記念物

 JR三津駅のすぐ南の踏切を東に進むと久万ノ台の丘にさしかかります。右側に大きな池、左側が県立松山西中等教育学校です。
 二百年ほど前の江戸時代に建設された二つの池、一つが今は学校になっています。少し上ると左手が成願寺です。人形供養の寺で知る人も多く、市指定の天然記念物「オオムラサキツツジ」が有名で五月中旬には満開となります。寺の北側が久万ノ台公園で桜の名所です。公園の展望台からは松山市街や瀬戸内海が一望でき
素晴らしい眺めです。
 公園を北に下って進むと松山大学のグランドです。楠の見事な並木道を進むと右側にみどり小学校、左に駒瓜池が見えてきます。小さな池ですが沢山の亀が甲羅干しをし、北に帰れなかったマガモが泳ぎ、松山大学の馬場では馬が運動しています。
 池の北側を左折し西へ下ってしばらく行くとJR三津駅北側の踏切に出ます。
 ゆっくり歩いて約一時間、のどかな散歩道です。

ikiiki20090602.jpg


暑くなればビールと枝豆! ですね。枝豆は野菜なんですか? 栄養ってあるのでしょうか?

|
 豆類は栄養構成からふたつのグループに分けることができます。一つ目はたんぱく質・脂質が豊富なもので、大豆や落花生があります。二つ目はたんぱく質・糖質が豊富なもので、小豆やいんげんなどがあります。
  いずれの豆類にもたんぱく質が多く含まれていますが、その他にもビタミンB群やカリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれており、さらに食物繊維にも富んでいます。小豆や金時豆などの赤い豆類は抗酸化作用のあるポリフェノールを豊富に含んでいます。このように、豆類は栄養面においてとても優秀な食品なのです。
 ビールのおつまみとしてよく登場する枝豆ですが、そもそも枝豆は大豆の未熟豆で、分類上は野菜類に入ります。大豆と野菜の両方の栄養的特徴をもつ枝豆にはアルコール代謝を促進させるビタミンB1、肝臓の働きを助けるコリンなどが含まれていますので、二日酔いや悪酔いを防止する作用があるのです。つまりビールと枝豆の組み合わせは相性抜群なのです。
 塩分や水分を排出する効果のあるカリウムも豊富なので、外食が多く塩分を摂り過ぎている方や、仕事で疲れて脚がむくんでしまう方にもおすすめです。
(管理栄養士 羽藤みさと)

osisii20090601.jpg
(調理・写真 井芹康子)

枝豆と桜えびのチヂミ

【材料4人分】
小麦粉 130g
水 1カップ
卵 1個
枝豆(さやつき) 200g
コーン(缶詰) 大さじ4
桜えび 大さじ5
塩 適量
ごま油適量

〈つけだれ〉
しょうゆ 大さじ5
酢 大さじ1
白すりごま 大さじ1
一味唐辛子 小さじ1



【作り方】
(1)枝豆を茹で、さやから出す。
(2)ボールに小麦粉と水を入れよく混ぜ、卵、枝豆、コーン、桜えびを加えてさらに混ぜる。
(3)熱したフライパンにごま油を広げ、おたま1杯分ほどすくって丸く広げ、両面をこんがりと焼く。つけだれをつけていただく。

溶連菌感染症について

|
 愛媛生協病院 小児科・アレルギー科は、四月より野本医師を新たに迎え、医師二名体制で行っています。六月からは、月0金曜日は十八時三十分まで、土曜日は毎週十二時まで診察が受けられるようになりました。
 今回は野本医師にこどもに多い溶連菌感染症について尋ねてみました。


ikatsu20090601.jpg
野本勝弘 医師


野本医師プロフィール
八幡浜出身。一九九三年広島大卒。小児科医として広島県内の病院にて経験を積む。一般小児科の他に六月より内分秘(糖尿病、成長ホルモン、甲状腺など)専門外来も担当する。


溶連菌感染症について

溶連菌とは正式には溶血性連鎖球菌(化膿連鎖球菌)といい、いくつかの群に分けられており、ヒトの連鎖球菌感染症においてその大部分を占めるものは、β溶血を示すA群溶血性連鎖球菌です。今回このA群溶連菌(GAS)を中心に書きます。


A群溶連菌感染症

飛沫感染または、皮膚からの接触感染によってうつり、潜伏期間は二~五日です。感染期間は発病後二~三週間ですが、治療を受けると二日で人にうつさなくなります。

【症状】年長児に多い咽頭扁桃炎では、急激な高熱、咽頭痛で発症し、腹痛、嘔吐を伴うこともあります。咽頭や扁桃は、発赤腫脹し、口蓋の点状紅斑・出血斑を認めます。頚部リンパ節は腫脹し圧痛があります。三歳未満の乳猩紅熱は、突然発熱、咽頭痛で発症し、一~三日後に赤い丘疹が全身に広がり、かゆみも伴います。回復期には皮がむけてきます。また苺舌(舌が赤くつぶつぶがみられる)も認められます。
 その他:皮膚化膿症、頚部リンパ節炎、中耳炎、副鼻腔炎などを起こすことがあります。まれですが全身状態不良に陥る劇症型溶連菌感染症(人食いバクテリア)の原因になることもあります。

【診断】咽頭培養もありますが、迅速抗原診断キットで早期診断が可能です。

【治療】抗生剤を内服します。ペニシリン系抗菌剤を十日間またはセフェム系抗菌剤を五日間内服する場合が多く、比較的長期内服になりますが、続発症(リウマチ熱、急性糸球体賢炎など)予防のためにはきっちり内服が必要です。


B群溶連菌感染症

 B群溶連菌(GBS)は日常ではあまり問題になりませんが、新生児には重要です。母体の消化管に主に常在しており、分娩時に新生児が感染を起こすと、敗血症、肺炎、髄膜炎といった重症感染症を引き起こし、致死的なこともあります。このため、妊婦さんからGBSが検出されれば、分娩時に抗菌剤投与が行われたりします。

 単なる風邪と決めつけず、早めに医療機関に受診される事をお勧めします。

2009年6月号

|
 医療生協の情報誌『コムコム』六月号に、タレントの山田邦子さんのインタビューが載っています。
 テレビのバラエティ番組で乳がんチェックを医師から教わっていた時に、偶然自分の乳がんが見つかったそうです。「納得するまで医師と話し合うことが大切」。今は、いろいろな場面で「早期発見・早期治療の必要性」をしゃべっているということです。また、倍賞千恵子さんや鳥越俊太郎さんなど「がん友」でスター混声合唱団を結成して、がん患者さんを勇気付けるチャリティーコンサートなども開催しています。
 この月刊雑誌は、全国の医療生協の健康づくり・まちづくりの先進事例が紹介されています。定価は四〇〇円ですが、愛媛医療生協の組合員さんの場合、半額助成しています。組合員・職員の学ぶ機会を何より大切に考えているからです。「医療生協は教育生協だ」という人もいるぐらいです。六月0七月の「教育月間」中に是非、定期購読の申し込みを。
 六月0七月は「班会・班づくり月間」でもあります。医療生協の班は三人以上集まれば、どこでも開けます。みんなで健康チェック。看護師や栄養士、健康運動指導士などの専門家も参加して、健康学習も。既にある班もこの期間に開催して、一年間の計画をつくりましょう。

一人で悩まず相談を!

|
いのちのために

 慢性の病気で治療を続けていた四十才代のAさんが一昨年秋、会社をリストラされました。失業保険を受けながら仕事を探しましたが見つかる仕事は賃金が少なく重労働のため、続けることが難しいものばかりでした。今は六時間勤務の仕事を続けていますが、給与は七~八万円。家賃を払うと食べることも十分ではありません。病院のソーシャルワーカーに相談し、生活保護を受給できることになりました。仕事を続けながら治療を継続できる見通しができ一安心です。

生きる難しさ

 世界的な経済危機進行で、"くらしの危機" がどんどん広がっています。母子家庭で育児があるために十分な仕事に就けず、派遣社員を続けている母親。仕事を休めず、子どもが病気になっても病院に連れて行けません。介護サービスを受けたいのですが、費用が心配でガマンしている高齢者。国民年金では三度の食事もギリギリ。余計な出費がないようにと、近所付き合いをできるだけしないようにしている方。急に仕事が減り、国民健康保険料が払えなくなった方、など住民の生活困難がひろがっています。

できることがあるはず

 そんな中、医療生協では病院のソーシャルワーカーを先頭にさまざまな相談に対応し、解決してきています。身体障害者手帳を申請し認定されて、税金が減額された介護認定を受けている方。医療費が三割負担となったが、夫婦で年収五二〇万円にならないため、申請した結果一割負担となった七〇歳超の高齢者。入院中の食事代自己負担が大変だったが住民非課税世帯の申請をすれば半額になった患者。夫婦共働きだが、不況で収入が減少、子どもの就学援助を受けられ助かった方など、今ある制度を活用して困難を解決できたケースもたくさんあります。
 ひとりで悩まず、困ったときはまず近くの医療生協事業所やお知り合いに相談してみましょう。
 医療生協では今、三万人対話大運動を進めています。隣近所、友達どうしなどいろいろな問題を出し合い、相談し合って支えあいま
しょう。医療生協の病院・診療所・ケアセンターの事業を利用し活用しましょう。

top20090601.jpg
地域に広げよう!命のシール


TOPへ戻る