えひめ医療生協

ホーム  > 健康づくり・明るいまちづくり > えひめ医療生協(しんぶん) > コラム 風を読む

コラム 風を読む

2009年4月号

|
 不況と企業による「首切り」が広がる中で、高すぎる国保料が払えない人が増えています。愛媛県内でも国保世帯の十五%にあたる三・六万世帯が滞納となっています。国保法は、一年間の滞納者には「短期保険証」を、それ以上なら「資格証明書」発行と決めています。「資格証明書」とは、それを病院に持っていっても、医療費は全額負担で、実質上の保険証取り上げです。
 先日のNHKクローズアップ現代では、無保険になったり一部負担金が支払えなくて病院受診できない子どもが増えているということです。その子どもたちは、日曜日に怪我をしたり風邪をひいても我慢して、翌日登校して保健室の養護教諭に相談に来るとか。
 こんな現実と私たちの要求もあり、国は保険料滞納世帯でも中学生以下の子供には短期保険証を発行することを決めました(四月施行)。しかし、それでも三割負担できない世帯もあります。こうした子供たちには、国保法四十四条に基づく一部負担の減免や医療扶助に繋げることが重要です。
 また、発足一年になる後期高齢者医療制度でも、保険料滞納時の保険証取り上げが法で決められています。滞納者は、月額一・五万円以下の年金の人の普通徴収の人であり全国に十七万人と推計。
 私たちの周りの医療・介護の心配事を集め、協同で打開の方向を探りましょう。

TOPへ戻る