私たちの大切なもの~職員のやりがい・組合員の期待~

熱い思いを語るシンポジスト
第二十六回医活運動交流集会が、二月八日、ウェルピア伊予にて開かれました。
「あったか拓南」開設後の状況報告のあと、シンポジウムや、各院所の職員・組合員の活動報告がありました。
全体会では、NPO自立生活サポートセンター「もやい」事務局長の湯浅誠氏による、「貧困の実態と反貧困のたたかい。民医連、医療生協への期待」と題した記念講演があり、のべ三〇三名の参加で、大成功のうちに終了しました。
この日のシンポジウムでは「私たちの大切なもの〜職員のやりがい・組合員の期待〜」をテーマに行われ、五名のシンポジストからは、自己紹介を交え、熱い思いが語られました。
感謝されることがやりがい 新居浜協立病院の石井亮さんは「民医連薬剤師としてのやりがい」と題して、薬害被害者支援のとりくみ、やりたいことが組合員、患者さまのためになり、感謝されることがやりがいにつながると話しました。
民主的な職場 愛媛生協病院事務の伊藤政志さんは「民医連で働く礎とやりがい」をテーマに、入職のきっかけや、新居浜協立病院での患者さま訪問時の衝撃的な体験などを話しました。患者さまとの関わりを通して学んだことや職場が民主的な雰囲気で働きやすい環境であることを伝えました。
職員さんはうっとこの子 非常勤理事の城戸志信さんは、病院も「うっとこの病院」職員も「うっとこの子」と母親のような優しさのあふれた思いを話し、「健康づくりしもって、みんなが助けおうて生きていける街ができたらええと思わん?」と参加者に呼びかけました。
家族にも目を向けて 愛媛生協病院の原穂高医師は「徒然なるままに」と日頃の外来や病棟・往診での出来事を話しながら、患者さまだけでなく周りの家族にも声をかけ、健康への関心やきっかけ作りをしていることを話しました。
また、一人ではできないことも、力を合わせることでいろいろなことができるので、医師もまんざらでもない仕事だと、場内の笑いを誘っていました。
地域とのつながりを大切に 伊予診療所看護師の松田清美さんは「私の伊予市・みんなの伊予診療所」について、地域とのつながりや診療所だからできる患者さまとの心のつながりを紹介しました。受付・診察室・会計・薬局など接するすべての部署で患者さまの様子がよく分かり、会話ができる喜びを伝えました。
レジ対応だけですむスーパーでなく、地域の人たちと会話しながら買い物できる小さな商店のような診療所が良いと生き生きとした様子で紹介しました。
心の中に暖かいものが フロアからは、「多忙な先生ですが、このように先生を動かすものは何でしょうか?」「先生の大丈夫ですよの一言がくすりになりました」などの意見が出されました。
最後に、あらためて原点に立ち返り、組合員と職員が力を合わせてがんばっていこうと確認しあいました。

心ひとつに聞き入る参加者