愛媛生協病院 副院長
和泉 明宏
昨年4月より9月まで大腸肛門病の研修に出ていました。今回は、研修後の肛門疾患の治療実績を示すとともに、内痔核の治療について紹介します。
2007年10月〜2008年9月までの一年間和泉による入院治療の実績です。(外来での治療は含みません)
38人の方に治療させていただきました。
外来では肛門周囲膿瘍に対する切開・排膿術や血栓性外痔核の血栓除去、内痔核に対するゴム結紮(けっさつ)療法等を施行しています。その他肛門周囲の湿疹の方などが診察に来られます。
その中でも最も多いのが内痔核です。内痔核は、肛門のクッションの部分(肛門を閉じる筋肉の上にある柔らかい部分)が、便秘・下痢・りきみの繰り返し、重いものをもつ等のために大きく腫れてきて発症します。症状は排便の時の出血、排便後の残便感、痔核の脱出です。内痔核は程度によりⅠ〜Ⅳ度に分類します。


内痔核の治療では、肛門周囲の皮膚(外痔核)がなければALTA療法(ジオン四段階注射法)が徐々に広がってきています。
ジオン注とは、内痔核の部分に硬化剤であるジオンを直接注入して局所に炎症をおこさせて、出血や脱出を治療するものです。治療をした翌日より、肛門から脱出していた痔核が脱出しなくなり、また入院も二泊三日と短期間ですので、患者さんにもずいぶん喜ばれています。
愛媛生協病院では仙骨硬膜外麻酔にて施行しておりますので、安全性確保のため二泊三日の入院をお願いしています。ジオン注射は3年前に始まった治療ですので、長期的にどこまで効果が持
続するかまだ成績がでておりません。しかし短期間で効果が実感できる治療です。肛門よりイボの脱出のある方、排便時に出血のみられる方は、ぜひ大腸肛門科にご相談ください。
和泉 明宏
昨年4月より9月まで大腸肛門病の研修に出ていました。今回は、研修後の肛門疾患の治療実績を示すとともに、内痔核の治療について紹介します。
2007年10月〜2008年9月までの一年間和泉による入院治療の実績です。(外来での治療は含みません)
38人の方に治療させていただきました。
外来では肛門周囲膿瘍に対する切開・排膿術や血栓性外痔核の血栓除去、内痔核に対するゴム結紮(けっさつ)療法等を施行しています。その他肛門周囲の湿疹の方などが診察に来られます。
その中でも最も多いのが内痔核です。内痔核は、肛門のクッションの部分(肛門を閉じる筋肉の上にある柔らかい部分)が、便秘・下痢・りきみの繰り返し、重いものをもつ等のために大きく腫れてきて発症します。症状は排便の時の出血、排便後の残便感、痔核の脱出です。内痔核は程度によりⅠ〜Ⅳ度に分類します。
内痔核の治療では、肛門周囲の皮膚(外痔核)がなければALTA療法(ジオン四段階注射法)が徐々に広がってきています。
ジオン注とは、内痔核の部分に硬化剤であるジオンを直接注入して局所に炎症をおこさせて、出血や脱出を治療するものです。治療をした翌日より、肛門から脱出していた痔核が脱出しなくなり、また入院も二泊三日と短期間ですので、患者さんにもずいぶん喜ばれています。
愛媛生協病院では仙骨硬膜外麻酔にて施行しておりますので、安全性確保のため二泊三日の入院をお願いしています。ジオン注射は3年前に始まった治療ですので、長期的にどこまで効果が持
続するかまだ成績がでておりません。しかし短期間で効果が実感できる治療です。肛門よりイボの脱出のある方、排便時に出血のみられる方は、ぜひ大腸肛門科にご相談ください。



