魚の干物が大好きです。ご飯もすすみますが、小さな切り身でも塩分が高いといわれました。なにかいい料理法はありませんか?
高血圧を改善するための食事のポイントは、まず塩分を控えることです。高血圧の人の食塩摂取量の目安は一日7g以下です。
【減塩の工夫】
いくら塩分のとりすぎが健康によくないといっても安易に料理で使う塩を減らしてしまっては、味もそっけなくせっかくの料理もだいなしです。減塩の工夫でおいしく料理をいただきましょう。
○加工食品を控えめに
塩分はすべて調味料からとっているわけではなく、半分は加工食品に含まれる塩分です。加工食品を控えることで塩分のとりすぎを防ぎます。
○汁物は一日一杯以下
汁物はおわん一杯約1.5gの塩分が含まれています。なるべく一日一杯以下に控え、具沢山にしましょう。
○新鮮な材料を使う
素材が新鮮なら、薄味でもおいしく食べられます。
○酸味や香辛料、香味野菜を利用する
酸味(酢・レモン・かぼす・ゆずなど)や香辛料(わさび・唐辛子・など)、香味野菜(しょうが・ねぎ・しそなど)を上手に使うとおいしく減塩できます。
○だしを濃くとる
かつお節の量は水の2%、昆布の量は水の1%が適量です。
○だしわり醤油を利用する
だしわり醤油は、醤油と同量のだし汁でわって作ります。醤油はだしでわることでうま味が加わり、同容量の場合、塩分は半分になります。
和食は塩やしょうゆ、味噌などを多用するため、塩分が多くなりがちです。減塩の工夫を取り入れて低塩分を心がけましょう。
(管理栄養士・垂水京子)
「塩さば定食の塩分量」
ご飯 1杯:0g
味噌汁1杯(汁150ml):1.2g
塩さば1切れ(50g):0.9g
漬物(加工品)30g:1g
塩分計:3.3g
ご飯 1杯:0g
具沢山味噌汁 1杯(汁100ml):0.9g
| 焼き魚 | 生さば 1切れ(60g):0.24g |
| だしわり醤油(5ml):0.5g | |
| レモン:0g |
お浸し 小鉢1杯:0.5g
塩分計:2.14g
☆味噌汁の標準的な塩分濃度は0.6~0.8%とされています。
(調理・写真 井芹康子)



