愛媛生協病院
内科・家庭医療科
御前 秀和(みさき ひでかず)
症状、診断について
今年も風邪、インフルエンザの季節がやってきます。インフルエンザはもともと「風邪」の一種です。症状としては高熱(特に急激に上昇する発熱)、関節痛、かぜ症状などを認め、嘔吐、 下痢、腹痛など消化器症状を認めることもあります。インフルエンザウイルスはとても感染力が強く、集団生活を送る学童期を中心に、家庭内でも家族が順番に感染することも多く見られます。感染してから症状が出るまでの潜伏期間は1〜2日です。診断には簡易の迅速検査がありますが、症状や経過からインフルエンザを強く疑う場合は、必ずしも検査を行う必要はなく、医師の診察でインフルエンザと診断する場合もあります。
治療、予防について
乳幼児や高齢者、糖尿病などの慢性疾患を有する患者など重症化を特に避けたい患者に対しては、診断の上、インフルエンザ用の薬剤の内服をお勧めします。しかし、小児では近年のニュースにもあるように、一部の薬剤で重大な副作用の疑いも報告されていますので、処方に際しては慎重に医師と相談してください。また、インフルエンザは「ウイルス」の感染により発症する病態であり、「細菌」感染症ではないため、直接は「抗生剤」の効果は期待できません。何よりも重要なのは、インフルエンザにかからないように予防をすることですが、特に乳幼児、高齢者、糖尿病などの慢性疾患患者などには予防接種をお勧めします。
インフルエンザウイルスにはA型とB型があり、さらに細かく種類が変化することがあり、予防接種を受けていても、インフルエンザに感染することもあります。しかし、基本的には感染率が下がり、感染時も症状が軽減されるのではないかと期待されていますので、まず予防接種を行い、その上で風邪やインフルエンザに感染しないように日頃からの体調管理が重要となります
日頃からできること
予防接種は効果が出るのに一、二週間かかると言われていますので、早めの接種をお勧めします。冬になると外来にはかぜ症状、発熱を認める患者がたくさん受診されます。その中にはインフルエンザの方もいれば、とても類似した症状を示すかぜの方もいらっしゃいます。冬に外出される場合や通院される際にはマスクをするのもとても有効な予防策となります。そして帰宅後は、まず手洗いとうがいを行いましょう。「風邪は万病のもと」、日頃よりバランスの良い食事と十分な睡眠をとり、ストレスをためないようにして、風邪やインフルエンザにかからないよう体調管理を心がけましょう。
内科・家庭医療科
御前 秀和(みさき ひでかず)
症状、診断について
今年も風邪、インフルエンザの季節がやってきます。インフルエンザはもともと「風邪」の一種です。症状としては高熱(特に急激に上昇する発熱)、関節痛、かぜ症状などを認め、嘔吐、 下痢、腹痛など消化器症状を認めることもあります。インフルエンザウイルスはとても感染力が強く、集団生活を送る学童期を中心に、家庭内でも家族が順番に感染することも多く見られます。感染してから症状が出るまでの潜伏期間は1〜2日です。診断には簡易の迅速検査がありますが、症状や経過からインフルエンザを強く疑う場合は、必ずしも検査を行う必要はなく、医師の診察でインフルエンザと診断する場合もあります。
治療、予防について
乳幼児や高齢者、糖尿病などの慢性疾患を有する患者など重症化を特に避けたい患者に対しては、診断の上、インフルエンザ用の薬剤の内服をお勧めします。しかし、小児では近年のニュースにもあるように、一部の薬剤で重大な副作用の疑いも報告されていますので、処方に際しては慎重に医師と相談してください。また、インフルエンザは「ウイルス」の感染により発症する病態であり、「細菌」感染症ではないため、直接は「抗生剤」の効果は期待できません。何よりも重要なのは、インフルエンザにかからないように予防をすることですが、特に乳幼児、高齢者、糖尿病などの慢性疾患患者などには予防接種をお勧めします。
インフルエンザウイルスにはA型とB型があり、さらに細かく種類が変化することがあり、予防接種を受けていても、インフルエンザに感染することもあります。しかし、基本的には感染率が下がり、感染時も症状が軽減されるのではないかと期待されていますので、まず予防接種を行い、その上で風邪やインフルエンザに感染しないように日頃からの体調管理が重要となります
日頃からできること
予防接種は効果が出るのに一、二週間かかると言われていますので、早めの接種をお勧めします。冬になると外来にはかぜ症状、発熱を認める患者がたくさん受診されます。その中にはインフルエンザの方もいれば、とても類似した症状を示すかぜの方もいらっしゃいます。冬に外出される場合や通院される際にはマスクをするのもとても有効な予防策となります。そして帰宅後は、まず手洗いとうがいを行いましょう。「風邪は万病のもと」、日頃よりバランスの良い食事と十分な睡眠をとり、ストレスをためないようにして、風邪やインフルエンザにかからないよう体調管理を心がけましょう。



