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食べて元気

油揚げにはどんな栄養がありますか?

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甘くておいしいおいなりさんの皮。油揚げにはどんな栄養がありますか?

 油揚げは、豆腐を切って油で揚げたものです。豆腐に比べると脂質が多くなりますが、大豆由来の成分はほぼ変わりありません。大豆や大豆製品は、良質なたんぱく質、脂質、炭水化物、カルシウム、マグネシウム、鉄、ビタミンEなどを含んでおり、栄養満点です。
 さらに、近年注目されている機能成分の、サポニン、イソフラボンなども豊富に含まれています。

大豆たんぱく
 大豆のたんぱく質はアミノ酸バランスが良く、血中コレステロールを下げ、血管をしなやかにし、動脈硬化を予防したり、血圧を下げる働きがあります。

大豆レシチン
 学名をリン脂質といい、細胞膜の構成成分として重要です。脳・神経組織に広く分布しており、記憶力や学習能力を高める働きがあります。また、血管にこびりついたコレステロールを洗い流す働きがあり、動脈硬化の予防にも有効です。

大豆サポニン
 サポニンは大豆に含まれるえぐみ、渋味、苦味の主成分です。強い抗酸化作用をもち、体内においても脂質の過酸化を抑制し、代謝を促進ると考えられていま
す。豆腐を製造する過程では豆腐の風味に悪影響だとして取り除かれています。

大豆イソフラボン
 ポリフェノールの一種で、女性ホルモンと似た働きがあることで注目されています。更年期の不調を予防、改善する効果や、骨量の減少を抑制したり、骨量を増やしたりして骨粗鬆症を予防する働きがあると考えられています。

大豆を食べる先人の知恵
 栄養満点の大豆ですが、硬く消化が悪いため、先人たちはこの欠点を補って余りある加工法を考えだしました。豆腐、納豆、油揚げ、味噌、豆乳、湯葉、きなこなど、大豆製品は多岐に渡っています。大豆の栄養をいただいて、食と健康をより豊かなものにしていきましょう。
(管理栄養士・垂水京子)


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油揚げと卵の巾着煮(材料2人分)
油揚げ:1枚
卵:2個
[A]
 だし汁:100cc
 しょうゆ:大さじ1と1/4
 みりん:大さじ1/2
 酒:大さじ1/2
 砂糖:大さじ1

【作り方】
(1)油揚げは、熱湯をかけて油抜きし、半分に切ってから真ん中を開く。
(2)卵を小さい器に割り、油揚げの中に流し込み、爪楊枝で止める。
(3)小ぶりの鍋にA を入れ、沸騰したら(2)を入れて弱火で10 ~ 15 分コトコト煮る。


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油揚げとレタスのサラダ(材料2人分)
油揚げ:1枚
レタス:1/8個
白ネギ:1/ 4 本
[ドレッシング]
 しょうゆ:小さじ1
 酢:小さじ1
 ごま油:大さじ1
 塩:少々

【作り方】
(1)油揚げは、オーブントースターに入れ、途中裏返しながら両面こんがりと焼き色がつくまで焼く。粗熱が取れたら、長さ3~4 cm、幅5 mm に切る。
(2)レタスは洗って水気をよくきり、一口大に切る。白ネギは長さ5㎝に切って縦に切り目を入れて開き、芯を取り除いて、縦にごく細い千切りにする。水にはなしてシャキッとさせ、ざるに上げて水気をしっかりときる(しらがねぎ)。
(3)ドレッシングを作る。器にしょうゆ、酢、塩を入れ、泡立て器で混ぜながら、ごま油を少しずつ加えていく。
(4)ボールにレタス、油揚げ、しらがねぎを入れ、ドレッシングを加えて全体をあえる。


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