愛媛医療生協(しんぶん)

2019.07.10 トップニュース
高齢者福祉施設「虹の家」新規オープン

現在の高齢者福祉施設 虹の家(グループホームとらや・デイサービス花みずき)は、2005年に築50年の旧とらや旅館を改装して、(株) えひめメディコープが開設したものです。
この度、2つの介護施設開設を新居浜市より認可され「グループホーム とらや」が9床増床の18床で2019年12月、「小規模多機能型居宅介護」が2020年3月開業予定です。


高齢者福祉施設「虹の家」完成予想図

グループホームとらや
「グループホーム」は「要支援2以上で認知症と診断された方」が、1ユニット9人の少人数で共同生活を送る住居です。とらやは増床後2ユニット18人になります。「笑顔のある暮らし」を理念に「できることを支援する」ことを大事にしています。隣接の新居浜協立病院と連携し、いつでも安心して医療・介護を受けられ『重度になっても、終の棲家としてくらし続ける』ことをめざしています。

小規模多機能型居宅介護
「小規模多機能型居宅介護」は、『住み慣れた自宅で、最期まで自分らしく暮らしたい』 という方の要望に応えるため、利用者や家族の希望や状況に応じて「通い・泊まり・訪問」を柔軟に組み合わせて提供し、“24時間365日”在宅生活を総合的に支援する施設です。
今回併設される施設は地域の医療・介護事業所や地域の方々と連携し、「グループホームとらや」との複合事業で 『軽介護状態から終末期まで』利用者を支援します。また、現在「デイサービス花みずき」で実施している作業療法士の指導による『一人ひとりに合わせた個別機能訓練と評価』を継続して、利用者の生活リハビリに取り組みます。

地域とのつながりを大切に
グループホーム1階の「地域交流室」は、認知症カフェやサロンなど地域の方がいつでも集える場にしたいと思っています。どんどんお気軽にお越しください。また、趣味・特技やお話し相手などのボランティアさんも大歓迎です。
7月からは、病院周辺地域の全組合員訪問を予定しています。高齢化がすすんで空き家がふえている周辺地域の状況をつかみ、虹の家や協立病院のことをお知らせする機会として多くの職員・組合員で取り組みたいと思います。


「地域交流室」完成予想図

「虹の家建設増資」にご協力ください!!
建設費用は、2億4,000万円で、そのうちの1割の2,400万円を増資目標としています。組合員の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
利用者・家族を総合的に支援し、医療と介護、地域とのつながりを深めて、地域の介護の拠点となれる施設をめざして新「虹の家」新たなスタートです!!

(介護事業部次長 石井淑子)

(お問い合わせ先)
高齢者福祉施設 虹の家 施設長 高橋美香
TEL(0897)31-3204