小松菜は一年を通して食べられています。旬は12月〜3月の冬野菜で、寒さに強く雪の下でも枯れないので、雪菜、冬菜とも呼ばれています。

(小松菜の主な栄養と効能)
カルシウム
100gあたり170mg。牛乳とほぼ同じ量含まれています。骨や歯を形成するのに重要であり、骨を強く保つ効果があります。吸収効果を上げる為にビタミンDと一緒に摂りましょう。（鮭やカレイ、しらす干しなどの魚類、干し椎茸やきくらげなどのきのこ類）
鉄
100gあたり2.8mgと多く含まれているため、貧血の予防に役立ちます。又、鉄の吸収を高めるビタミンCも多く含まれているため貧血の予防に効果のある野菜といえます。
葉酸
100gあたり110㎍、ビタミンB群の一種で、赤血球の生成を助け造血を促すビタミンです。胎児の細胞を作り出す際にも必要なため、妊娠前後は多くの葉酸が必要です。（付加量1日あたり＋200㎍）
プロリン
小松菜にはプロリンというアミノ酸が豊富に含まれています。プロリンはコラーゲンの主要な成分です。皮膚に潤いをもたらす天然保湿成分（NMF）として最も重要なアミノ酸で美肌効果が期待できます。

(小松菜の選び方)
葉が肉厚で艶があり、大きすぎず、葉先までピンとしている物。根元近くの茎が太く、しっかりしている物を選びましょう。

（管理栄養士　舩野　田鶴）

小松菜と豚肉の中華風焼きそば

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【1人分】
●エネルギー 585kcal
●塩分 2.4g
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【材料／2人分】
●豚肉（切り落とし）　　100g
●もやし　　　　　　　　100g
●小松菜　　　　　　　　100g
●人参　　　　　　　　　30g
●中華麺（焼きそば用）　2玉
●塩　　　　　　　　　　少々
●こしょう　　　　　　　少々
●サラダ油　　　　　　　大さじ1と1/2
●A
醤油　　　　　　　　　大さじ1
オイスターソース　　　大さじ1/2
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【作り方】
①豚肉は一口大に切る。もやしはさっと洗う。小松菜は3～4cm幅に切り、葉と軸に分けておく。人参は短冊に切る。
②フライパンにサラダ油を熱して豚肉と人参を炒め、軽く塩、こしょうし、もやしと小松菜の軸を加えて炒める。
③中華麺と水大さじ1～2を加え、中華麺がほぐれたらAで調味し、小松菜の葉も加えさっと炒め合わす。
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